2016年5月28日土曜日

ユーカリの花ーKings Park

 パースに着いたらキングス・パークに行くように、南オーストラリア博物館のCatherine Kemper博士から勧められていました。
CATと呼ばれる無料の市内循環バスを利用しました。
市の中心から2キロも離れていないそうです。



Kings Park は広大な敷地の多くが植物園になっています。 

木々の切れ目から一気に開けた眺望。
海とも思えるスワン川は満々と水をたたえ、どちらに流れているのかわかりません。
巨木の頂に触れそうな、空中の回廊。
様々な植物が地域や生態系によって区分けされています。
葉はユーカリですが、これがユーカリの花だろうかと疑問でした。
大きな木で、アデレードでも目にしました。
つぼみですね。
案内板に、「荒れ地のダイヤモンド」・モトレカー。
Eucalyptus macrocarpa
納得しました。飾りつけにも使うそうです。
右下に気になる説明がありました。
「"Honey possum"が蜜を食べる」と書いてあります。
「フクロミツスイ」、
Tarsipes rostratus
花粉や蜜を食べる珍しい小さな有袋類です。
そのためか、歯は退化して小さく、歯式も( 2.1.1.3/1.0.0.3)です。
下顎は片側に切歯が1本、大臼歯が3本で他はありません。
分布;Wikipediaから
西オーストラリア特有の種類です。
1年中咲いた花を求めますので、これほど花に運命を左右される動物もいないような気がします。
白い種類もありました。
Large-fruited Mallee  Eucaliptus youngiana
 公園は結婚式の会場にもなるようです。
モトレカーをあしらっているかも知れません。



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