2016年5月27日金曜日

再び有袋類に会うーへその緒

26日の朝食後、宿舎の一角に数人が集まって何かをのぞいていました。
足元には動物の未熟な赤ちゃんが。
ここに住んでいるポッサムの赤ちゃんだそうです。
後脚が長く、目も開きかけています。まだ、動いていました。
何とかならないかとあわてました。ポッサムは保護の対象になっていたはずですから。
宿舎の管理人と相談することになり、事務室に運び込みました。
数日前にも少し大きい赤ちゃんがが落ちていたそうです。
南オーストラリア博物館にカンガルーの胎児、0日と11日目の新生児の標本が展示されています(目立たないのですが)。
0日。3cmくらいでしょうか。液浸なので大きさがよくわかりません。
前肢がしっかりとひもを握っているようにも見えます。長いはずの後肢が目立ちません。
へその緒のようなものが見えます。
11日目。まだ目が開いていませんが、しっかりした形になってきました。
これが胎児です。
説明では’臍帯(umbilical cord:さいたい;へその緒)でつながっている”と書かれています。
有袋類にへその緒が。
一般にはへその緒は有胎盤類に特有とされます。有袋類の胎児も卵黄嚢(黄身を入れた袋)から養分を摂りますが、その管のなごりを持つ仲間もいます(*有胎盤類では尿膜が主体になり
ます)。
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その時は、ポッサムのお腹をよく見ていませんでした。
ありそうな気もしますが、やはり無くなったかな。
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管理人のお話では、この子はボランティアの保護団体に渡されて、おそらく助かっただろうということでした。
 


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