7月下旬の暑い日,庭のアイアン・アーチに泥の塊がついていました.
体長3cmほどのハチがやってきてはせわしなく動き回り,また飛んでいきます.
”ドロバチ”と呼んでいる仲間で,スズメバチ科の「スズバチ」Oreumenes decoratusです.背中の黄色の帯が鮮明です.腹部にも同色の帯があります.
泥を咬みながら表面の凹凸を修復しているようです(動画).
2日後,表面はなだらかになり完成したようです.スズバチの姿は見かけなくなりました. 8月末,丸い小孔がいくつも開いていました.孔の数は12個.
9月に入り泥の塊を割ってみました.それぞれの孔は薄いパラフィン紙のようなもので裏打ちされていました.幼いスズバチが暮らして巣立った跡でした.
産みつけられた卵が孵化し,親バチが一緒に入れた蝶の幼虫などを食べて成長するとのこと.糞でしょうか,黒い粒状の塊が残っていました.(スケールmm)




