2015年9月27日日曜日

秋の千駄堀ー野外学習

 雨が心配されましたが,参加者30名で秋の千駄堀を歩きました。
今回の主役は「ジョロウグモ」。あちこちで目につきます。
大きいクモと小さいクモが一緒にいることが多い。小さいのは雄。
命がけのラブ・シーンなのです。
ジョロウグモ科 ジョロウグモ Nephila clavata
パークセンターでおそるおそる触っているのは....
側面の目玉模様と後のアンテナ。大食漢です。
「セスジスズメ」の幼虫。成虫は「ガ(蛾)」ですがどんな姿でしょう。
スズメガ科 セスジスズメ Theretra oldenlandiae
今度は何かな?
「アケビコノハ」の幼虫です。
これも大型の蛾になります。成虫の擬態はなかなか素晴らしい。(検索してみてください)
ヤガ科 アケビコノハ Eudocima tyrannus
野鳥観察コーナーでは「カワセミ」が見つかりました。
(良い写真を提供してください)
観察舎の解説員の方々のご配慮で,今回初めて湿地の観察ができました。
木道に沿って奥に入ります。
ヨシとガマの群落に多種のタデ科植物やハンノキ等の湿生樹木が観察されました。
時間と人数を限れば学習プログラムに入れることができそうです。
千駄堀の台地にある縄文時代の竪穴住居に入ります。
中央の「炉(ろ)」(石組み炉)でいぶされる煙は無意味ではない。
思ったより広い。30人全員収容。
解説を聞き当時の生活に思いをはせる。
博物館見学は時間の都合から自由とし,まとめの会のあと解散しました。

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