2015年6月28日日曜日

野外学習・千駄堀 第3回

千駄堀は梅雨の晴れ間になりました。
久しぶりで,千駄堀を守る会の皆さんに会いました。
さっそく,珍しいものを紹介されました。
「クモタケ」です。
地中に巣を作るクモに寄生する,「冬虫夏草」と呼ばれるキノコの一種です。
子囊菌類 バッカクキン科 クモタケ Nomuraea atypicola
湧水地域の近くで「カルガモ」の親子に出会いました。
警戒する親と夢中で餌をあさるヒナたち。目と鼻の先です。
クモの観察。網の張りかたの違いを確認する。
昆虫の観察。ビロウドカミキリの感触を楽しむ。
野鳥観察舎で「アオサギ」を発見。
サギの仲間では最大級。
コウノトリ目 サギ科 アオサギ Ardea cinerea

サクラのうろ(木の空洞)で観察した「マイマイガ」の幼虫。
ドクガ科 (1令幼虫以外は毒はない) マイマイガ Lymantria dispar
背中のブルー(頭部に5対)とレッドの斑紋がきれい。
各地で大発生の被害が報告される森林害虫です。

博物館が休館のため縄文遺跡には入れませんでしたが,収穫の多い1日でした。


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