2016年5月23日月曜日

有袋類に会うーポッサム

  今日は古生物学研究室に案内していただきました。
やはり、有袋類の大陸です。単孔類や有袋類の豊富な化石に圧倒されます。
南オーストラリア博物館・化石収蔵室
この裏側のロッカー列も有袋類です。大変なコレクションです。

南オーストラリア博物館・化石収蔵室


  地下の化石収蔵室での一日を堪能し、博物館を出るころは日が暮れています。
工学部を横切ってフロム通りを渡り、動物園のわきを通って宿舎に向かいます。
食事後、中庭を通ると事務室前に動く影が。
ネコの餌を食べに来る動物がいると聞いていました。
木に登ってこちらを見ているようです。
カメラに気付いたらしい。警戒しています。
大きさは中型のネコぐらいでしょうか。
太い尻尾があります。
幹の間からこちらを見ています。
ポッサムです。
Common brushtail possum (フクロギツネ)
Trichosurus vulpecula
双前歯目クスクス科フクロギツネ属
地面に降りた動きはリスのようでもありカンガルーのようでもあります。
その後、視界から消えてしまいました。
 ポッサムと呼ばれる仲間は30種以上あり、フクロギツネは大型で最も普通の種です。オーストラリアでは保護されていますが、ニュージーランドでは害獣にされています。人間が毛皮用に持ち込んで野生化し生態系を大きく乱しているせいです。



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