2026年9月25日金曜日

ホシホウジャク:朝の空中採餌

  街路樹のすそにメドウセージ(サルビア・ガラニティカ.シソ科 Salvia guaranitica)の鮮やかな青紫が目立ちます.

 今朝は忙しい訪問者が来ていました.


 ホシホウジャクです.スズメガ科 Macroglossum pyrrhosticta.
ホバリングを繰り返し,花から花へと飛び回ります.
 空中で食事をするのはどんな気分でしょう. 
幼虫の食べ物はヘクソカズラ(別名ヤイトバナ)とか.

近くにヘクソカズラ(Paederia scandens.アカネ科のつる性多年草)も茂っています.




2026年9月13日日曜日

スズバチ:泥の産室

  7月下旬の暑い日,庭のアイアン・アーチに泥の塊がついていました.

体長3cmほどのハチがやってきてはせわしなく動き回り,また飛んでいきます.

 ”ドロバチ”と呼んでいる仲間で,スズメバチ科の「スズバチ」Oreumenes decoratusです.背中の黄色の帯が鮮明です.腹部にも同色の帯があります.

 泥を咬みながら表面の凹凸を修復しているようです(動画).

2日後,表面はなだらかになり完成したようです.スズバチの姿は見かけなくなりました.
 8月末,丸い小孔がいくつも開いていました.孔の数は12個.
 9月に入り泥の塊を割ってみました.それぞれの孔は薄いパラフィン紙のようなもので裏打ちされていました.幼いスズバチが暮らして巣立った跡でした.
 産みつけられた卵が孵化し,親バチが一緒に入れた蝶の幼虫などを食べて成長するとのこと.糞でしょうか,黒い粒状の塊が残っていました.(スケールmm)
 

2025年9月11日木曜日

白花のルコウソウ?

 朝の散歩では濃いオレンジ色のルコウソウをよく見かけます.

白いルコウソウが混在している空き地が1箇所あります.

同種の色違いと思っていましたが,巻きついたツルをほどいてよく見ると別の花でした.

花を並べてみます.左が「マルバルコウ」(学名: Ipomoea coccinea),白花は「マメアサガオ」(学名:Ipomoea lacunosa)で,共につる性のヒルガオ科サツマイモ属で北米原産の帰化植物でした.上面が五角形のろうと状の花ですがマルバルコウはガクから2cmほど筒状に伸びた先で開いています.

マルバルコウのスペード形とよく似た葉がマメアサガオにもあります(写真左).巻きついていると区別が難しい.マメアサガオには深く三裂したほこ形の葉なども見ることができます(写真右).

何気なく見ていた植物に「思い込み」を正されました.

2024年10月17日木曜日

スーパームーン (2024/10/17)

今年最も大きな満月。

国立天文台によると、今年最小の満月(2月24日)と比較すると、地球と月の中心を結ぶ距離が406,000kmと357,000kmで約5万km近くなり、見かけの直径が約14%大きく見えているそうです。

曇りがちな1日でしたが、幸運にも明るい大きな月が西の空に昇っていました。



2024年10月14日月曜日

メドウセージとアメリカピンクノメイガ:絶妙な色の組合わせ

   ほぼ毎朝通る歩道にメドウセージが群れをなしています.角ばった花穂にきれいな濃青紫の唇状の筒状をした花をつけます.学名はSalvia guaraniticaですので,おなじみのシソ科のサルビアの形をしています.



 今日はさらにきれいな色の組み合わせがありました.

ピンク色の前翅長10mmほどの小さな蛾がとまっていました。
アメリカピンクノメイガ Pyrausta inornatalis ,ツトガ科ノメイガ亜科.
2019年に発見された新顔の外来種とのこと.

2024年9月13日金曜日

風と光のモニュメントー和光国際高校

厳しい残暑の中、埼玉県立和光国際高校に伺いました。

 2008年に「総合的な学習の時間(理科)」授業を依頼されてから毎年来ているにもかかわらず、校門すぐのモニュメントに初めて気がつきました。当時の校長の三澤善道氏にお聞きしたところ、創立20周年を記念して2006年に設置されたとのこと。デザインは全校から公募し生徒会で決めたそうです。


 作品名は「風と光のモニュメント」で頭部が回転し風力と太陽光で発電しています。発電表示の窓があり、3面に本校のモットーである"Read","See","Think"が記されています。


自然エネルギーの電力で照明や装飾ランプが点灯するのは素敵です。


・「仕様」 がわかりました。(協同組合「プロード」のHPから)

  ・風力発電 15W/45V-0.192A  1基

  ・太陽電池  40W  1枚

  ・ライトアップ照明 白色LED 72個

  ・水滴部照明用 3色LED 44個

  ・文字用光ファイバー 3色LED 11個



2023年2月23日木曜日

地球照の月に惑星が並ぶ

  車の行き交う陸橋の空に三日月がかかり、その下に惑星が2つ。薄雲が流れる中でも光を失わず際立つ。地表に近くより明るい金星(等級-3.9)と月に近い木星(等級-2.1)。3つの天体がほぼ直線上に並びます。

(スマートフォンで撮影)

 三日月の上半は地球照(earthshine)によって薄茶から薄青の淡い明かり。地球で反射した太陽光が38万km 先の月を照らす。月から眺める明るい地球を想像します。

(デジタルカメラで撮影)
 地球照の部分にはうっすらと月の地形も浮かぶ。
(デジタルカメラで撮影)
  三日月とはいっても新月から4日目。
月が”太く”なるにつれて淡い地球照は消えていきます。