動物実験センターの横の慰霊碑。
供物がそなえられます。
斎主(さいしゅ)として松戸神社の神官が招かれ,その次第に従って進められます。
学部を代表して学部長が玉串を捧げます(玉串奉奠:たまぐしほうでん)。
研究者を代表して研究担当教員,そして事務職の代表が続きます。
大学院生代表(佐藤博紀君)も神官から玉串を受け取り捧げます。
学部生を代表して加茂賢吾君が慰霊塔に進みます。
祭主の渋谷学部長は挨拶の中で、実験者は感謝の念を持ち道義的・倫理的な責任を常に忘れないことを強調し、実験動物の冥福を祈りました。
動物実験はできるだけ苦痛を伴わず,最小の犠牲で済むように,計画の段階から倫理規定によって厳しく審査されます。昨年度の動物実験講習会参加者は131名。延べ6,039名の研究者が動物実験センターを利用しました。動物5種,1,827頭の貴重な命に感謝し,安らかな眠りにつかれることを祈ります。
校門の桜はすでに満開を過ぎ,枝には葉が目立つようになっています。
私たちが勉強させていただくにはたくさんの動物がつかわれているのですね。その命に感謝して今年度も精一杯、勉学に励みたいと思います。3月中に先生のところにうかがえなかったので、とってもとってもお会いしたいです。
返信削除伊藤由季子さま
削除勉学に励むお気持ちをありがとうございます。
私達も動物実験の基本である「3つのR」の原則は今後も守らなければなりません。
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返信削除3Rの原則とは以下のことです。
返信削除* Replacement(代替):意識・感覚のない低位の動物種、in vitro(試験管内実験)への代替、重複実験の排除
* Reduction(削減):使用動物数の削減、科学的に必要な最少の動物数使用
* Refinement(改善):苦痛軽減、安楽死措置、飼育環境改善など
1959年にRussell とBurch(イギリスの研究者)によって提唱されました。
日本でも「動物の愛護及び管理に関する法律」に明記されました。