2015年2月6日金曜日

生物学自由発表:2014年度後期

 今回は希望者6名のうち、5名(4テーマ)が発表までこぎ着けました。
狩野茂樹君は「生物兵器」について多くの資料と映像で紹介しました。
戦争が現実味を増している現在,命を考える1つの側面を提供してくれました。
田中達啓君・田山隆史君は「感染症」について原理と歴史をふまえて紹介しました。
調べるきっかけはエボラ出血熱。
バランスよく分担された発表でした。
成田智恵さんは野外実習の「千駄堀」について紹介しました。
何といっても年間5回の実習参加。
得られた情報と写真は季節の変化をとらえ,説得力がありました。
新入生の実習アシスタントとしても協力してください。
福岡菜見子さんは松戸歯学部構内で観察した生物の中から,
タンポポとセミについて詳細な分類を紹介しました。
実物の細部にわたり比較してゆく地味で基本的な研究です。
一層の発展を。
前期の発表よりは準備が足りなかった反省点は残ります。
多忙な中でも資料を集め,頭と体を動かして一つにまとめてゆく経験は力になります。
そして,仲間の発表を受け止めて自分の中で考える場も大切です。
1年生それぞれに期待します。

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