海老原智康先生(歯科総合診療学)からの投稿を紹介します。
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採集日:平成26年11月7日(金)
出勤時、校舎棟1階の通路(駐輪場、 中庭に通じるガラス壁の廊下)の床にアカタテハ( チョウ目タテハチョウ科)が静止しているのを見つけました。
アカタテハは稀に中庭を飛翔する姿が見られますが、 高空を非常に素早く飛ぶため、 容易に観察できるようなチョウではありません。
今回は、 どのような経緯で建物内に迷い込んだかは分かりませんが、 朝の低温で活動が鈍っていたため、 比較的簡単に採集することができました。
本種は大学周辺においても、 あまり個体数の多い種類ではありませんが、 それでも年間を通じて姿を見ることは可能です。
春には街路樹や公園の桜並みに花の蜜を求めて飛来したり、 秋には人家の庭先に成るカキの実の汁を吸いに来ることがあります 。
サクラの花もカキの実も大学構内にはあるので、 シーズンになったら本種を探してみるのも面白いかも知れませんね 。
・アカタテハ発見場所
・アカタテハ1(翅を閉じたところ)
・アカタテハ2(翅を開いたところ)
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