2回目のネイチャー・セミナーが生物学準備室で開催されました。
海老原先生が2006年から参加した「松戸市環境調査」での8年間にわたる成果の一端が紹介されました。
学部の1年生も参加し,全部で10名(1回目は教員だけで6名)。
これまで撮り貯めた写真や統計資料は貴重なものばかり。
これはスライドの1枚。
日本では年に2〜3回観察される程度のアメリカウズラシギや,珍しい外洋性のハイイロヒレアシシギが写っています。
松戸歯学部周辺ではこれまで15目35科97種,年平均65種の鳥類が観察され,松戸市の中でも自然が残されている地域といえます。
しかし,人為環境の中,ギリギリの状況で生き延びる野生の姿があります。
工事現場の盛り土に営巣したカワセミ。
交通事故,農薬や建物への衝突で命を落とす鳥も紹介されました。
プレゼンの後,様々な質問や関連した話題が出されました。
校庭で拾った羽が配られ,鳥の種類や羽が生えていた部位を考えました。
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学内にも自然に関心を持つ人は少なくないようです。
息の長いセミナーになればと思います。
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