2013年10月11日金曜日

猿の腰掛

 構内の樹木の手入れが終わったようです。
  サクラの幹に「サルノコシカケ」を見つけました。
サルノコシカケは大きなグループの総称です。
担子菌類のサルノコシカケ科
のサクラサルノコシカケPhellinus pomaceus
 です。
木の幹から半円形のキノコを直接出しています。
幹の表面には透明の液がしみ出した痕があります。
木が出したのかキノコが分泌したのか。
太い枝にもビッシリと。
キノコは子実体と呼ばれます。
子実体は硬く裏側は網目模様。この中に胞子をつくる担子器があります。
・・・・・・・・・
サルノコシカケはこの木にとっては迷惑なはず。
この仲間の多くは木材腐朽菌です。
木の成分であるリグニン,セルロース,ヘミセルロースを分解して養分とします。

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