今回は4題のプレゼンテーションがありました。
夏休みとはいえ前期試験を控えた中で準備をしてきました。
最初の発表は魚住渉くん。
2006年頃からアメリカ、ヨーロッパでミツバチがいなくなる現象が報告される。
日本でも2009年に北海道で確認されて以来、全国に広がる。2013年度の農業被害は18兆円にのぼる。
いったい何が起こったのか。
授粉におけるミツバチの利用が背景にあり、農薬のネオニコチノイドがミツバチのシナプスに作用し帰巣行動などを狂わせてしまう可能性を説明しました。
次は谷口玲華さん。
ポスターセッションでは日本の学生が最優秀賞に選ばれるなど、大きな刺激を受けました。
一緒に参加した1年生3名も感想などを述べました。
一様に、英語力やコミュニケーション内容の向上の必要性を痛感したようでした。
3人目は小黒裕之くん。
「ダイエットで考える」
ダイエットの仕組みを生化学的に解明する狙いがありました。
話題の糖質制限ダイエットや脂肪肝の仕組みが説明されました。
今回は生物学以外に生化学の竹内先生、障害者歯科の遠藤先生も発表を聴かれ、
お二人からもコメントもいただきました。
最後は、一戸咲さんと佐々木莉乃さん。
「南太平洋医療隊」に参加しトンガで過ごした体験を紹介しました。
松戸歯学部「国際保健部」の一員として歯科医療や啓もう活動に加わりましたが、初心者として多くのことを学び、歯科医師の職業としての重要性を実感した貴重な2週間でした。
授業後の感想文には、仲間がどのような興味・関心を持ち、どのように経験を積み上げていったのかがわかる発表で刺激を受けたと書かれていました。
次回は私も発表してみたい、との抱負が複数ありました。
期待します。
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