2016年3月8日火曜日

冬知らずの花と種子

ひと月前のまだ冬の最中,大学近くの畦道では濃い黄色の花が目につきました。
朝は花が閉じています。3月が過ぎてもまだ咲いています。
フユシラズ(冬知らず)です。
Calendula arvensis
キク科のキンセンカの仲間です。
1本持ち帰って見ていると, 日中は花が開き,夕方には閉じてしまいます。
終わった花はオレンジに色付きます。
花の付け根にはイモムシのようなものがたくさん付いています。
ガク(萼)の内側で子房があった場所ですから,これは種子ですね。
それにしても,変わった形です。
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フユシラズは寒さに強いところから付けられた名でしょう。
学名の Calendula はカレンダーのことで,花がひと月以上も咲いているところから付けられたそうです。


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