9時15分,公園入口から出発します。
今日の湿地見学ではどんな発見があるのかな。
目立ったのは土のかたまり。木道のそばにいっぱいできています。
「モグラ塚」です。モグラが通路(トンネル)を地表近くで掘り進めたりで補修したりしたときの土と考えられます。
日本のモグラ4属7種は固有種で,東日本はほぼアズマモグラです。
日本のモグラ4属7種は固有種で,東日本はほぼアズマモグラです。
「アズマモグラ」 トガリネズミ目 モグラ科 Mogera imaizumii
実際の巣は木の根元などの深いところにあって,このトンネルは移動用,狩猟用の通路です。モグラは肉食の大食漢で主にミミズや昆虫を餌にしています。通常は植物の根を食べることはないようで,作物が食被害に遭うのはトンネルを借用したネズミの仕業ではないかとも考えられています(掘り起こしによる被害は大きい)。
縄文の森で竪穴住居での生活の説明を聞きました。
博物館には昔の生活をしのぶ道具が展示されていました。
千駄堀には腰までもぐるような深田がありましたので,「田下駄」(写真右下)も活躍したのではないでしょうか。
冬の千駄堀を満喫しました。
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どなたか,モグラを手に入れて骨格標本をつくりませんか。
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