2015年10月30日金曜日

ハクビシンー解体始まる

「生命の文化誌」は生物学の実験・実習が主体です。
骨格標本作製班(4名)が,動物遺体の確保に関する学習期間を終えていよいよ作業を開始しました。
材料は「ハクビシン」。
Paguma lavata
食肉目 ジャコウネコ科
入念に計測し,解剖の手順を決めていきます。
楠瀬隆生先生が猟師の方にお願いして入手したものです。
作物や住居への被害のため駆除された個体です。
皮はぎからはじめます。
顔の額から鼻先にかけて白い条みがえます。
白鼻心(はくびしん)の名の由来です。
きれいに剥離できました。
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来年2月,制作過程や得られた知見を教室でプレゼンテーションします。
今日はここまでとして,準備室でのひととき。
骨格標本の完成まで地味な作業が続きます。

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