2017年8月21日月曜日

リニューアルを待つー野尻湖ナウマンゾウ博物館

 今年も宿題を抱えて野尻湖発掘調査団・哺乳類グループの合宿調査にやってきました。
お盆を過ぎても「野尻湖ナウマンゾウ博物館」
は盛況でした。
発掘遺物は収蔵庫に整理・保管されています。
博物館の外の作業場では「昆虫化石を探す」イベント。大人も子供も真剣でした。
翌日は「ゾウに触る」イベントも。大きさに驚きます。
学芸員は調査のかたわら,大忙しです。
野尻湖発掘調査団所蔵
私の仕事はオオツノジカ上腕骨の記載です。
長い間隔を置いて発見された遺物が,年を超えてつなぎ合わされました。
論文の完成に向けた,
合宿調査のメンバー(8/21当日)
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博物館入口の向かいにそびえる2本の「ドイツトウヒ(ヨーロッパトウヒ)」
Picea abies マツ科 トウヒ属
柱時計の振り子風の球果(松ぼっくり)(左のスケールは1cm目盛)
「オニグルミ」
Juglans mandshurica var. sachalinensis クルミ科クルミ属
「キボシカミキリ」
Psacothea hilaris カミキリムシ科
「黒姫山」にもようやく夏の雲が戻りました。
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博物館は合宿調査の後,改修工事に入りました。
来年3月20日のリニューラルオープンを楽しみにしましょう。


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