2016年11月20日日曜日

野外学習・千駄堀ー紅葉にひたる

 11月の野外学習は第3日曜日に変更しました。
前日の雨もきれいに上がり濃霧の朝になりました。
学生の到着を待つ「公園中央口」バス停付近。
集合場所付近はドングリだらけです。
1目盛1cm
ドングリ(堅果)の多くはこのような形をしていて,大小があります。
小さくて細長いのがシラカシ,大きくて丸いのがアラカシと決めてみました。
1目盛1cm
はかま(殻斗)をつけた状態。殻斗の輪状の模様はよく似ています。
ドングリが付いている枝を探してみました。
葉の形からはアラカシでしょうか。
堅果の形・大きさの違いは種内の変異でしょうか。
疑問が残ります。
上:表面,下:裏面
この形の落ち葉が目立ちますが,すべての鋸歯の先端から長い突起が伸びています。
これはクヌギかな。
クヌギのドングリは大きくて上下に少し押された球形。
長い鱗片でつくられた殻斗と堅果。
クヌギ (Quercus acutissima
ブナ科コナラ属・落葉高木
自然生態園は開花してる植物が少なかったのですが,担当の川端さんの解説で園内を一巡しました。
秋枯れのガマの穂。濡れた綿アメのように。
鳥の観察では全員がカワセミを見ることができました。
復元された竪穴式住居の前で集合写真。
住居内で説明も聞きました。
紅葉を楽しみながら,秋晴れの野外学習でした。

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