2014年9月29日月曜日

ヘビはいかがですか。ーNature Seminar#7

今回のネイチャーセミナーは爬虫類の話題。
 

一番身近なヘビを取り上げてみました。
後期開始の初日でスケジュールも立て込み,参加者は5名と少ない会になりましたが,
しかし,なかなか面白い内容でした。











レポーターは望月剛君(学部6年次生)。
まず,蛇革の美しさから。
着色しなくてもそのままで鮮やかな色彩と図柄を持つ動物は非常に少ない。
なるほど。
ヘビのすごさは自分の頭の何倍もある動物でも丸呑みにしてしまうところ。
カエルをまさに飲み込もうとしている写真が紹介されました。
ヘビの顎はどうなっているのか,分かり易く骨格の説明がありました。
毒液を注入する歯の話や,足を使わずにどのように移動するかといった話もありました。
ヘビはWHOのシンボルマークであり,
これは医神アスクラピウスの杖に由来するものである。
立派なプレゼンでした。
忙しい中,話題を提供していただきありがとうございました。
国家試験もこの調子で乗切りましょう。
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爬虫類が好きなので参加したかった,といってきた女子学生が複数いたことを記しておきます。

2014年9月28日日曜日

千駄堀・野外観察第4回

後期開始直前の日曜日。快晴。

 新八柱駅に集合。実習参加者は30名。
千駄堀まで15分ほど歩きます。
守る会のスタッフの案内で本格的に観察開始。
クルミの木を見上げる。
湿地の中に何かがいる。
若いウシガエル。
これはオオカマキリかチョウセンカマキリか。
同定のポイントを聞く。
ヤブツルアズキのくるりとした花弁。
みどりの里でまとめの会。

2014年9月12日金曜日

学生発表スライド編1

生物学の今年度最初の学生スライド発表には3名がエントリーしました。
 夏休み後半から何度も作りかえて今日に臨みました。
  期せずして,3つとも遺伝子に関する発表になりました。
テーマ1:遺伝子の発見史
発表者:服部慶太郎くん。
年代を追うだけでなく,重要な実験のポイントを解説していきました。 
「自分が納得できなければわかってもらえない」
ことに気が付いて,説明も図も大きく改善されました。
仲間の発表に集中し,質問の手をあげる学生もいます。
テーマ2:染色体と遺伝子
発表者:大村由季さん
説明に飛躍がないか,たびたび改訂版を持って相談にきました。
当日は落ち着いたプレゼンテーションができ,
積み重ねの成果を実感したと話していました。
テーマ3:遺伝子と臨床

発表者:川村琥子さん
遺伝子とガンとの関係という大きな構想の中で,
発表の的を絞るのに苦労しました。
内容についての理解と,準備の周到さが大事だということを学びました。
抗がん剤についての質問が出される等,関心の高さを感じました。
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発表者の皆さん,定期試験のプレッシャーの中での準備は大変でした。
さて,年度末に第2回を実施します。
面白いテーマがあれば,多数紹介してください。