下田信治教授から実習の大事さ,留意点,そして技工士への期待が話されました。
口腔解剖の講義を受けたあと,黙祷(もくとう)をして実習を始めます。
まず頭蓋骨の勉強から。
前頭骨,側頭骨,蝶形骨などは分離骨を見て立体的に理解します。
ご遺体で,頭頸部の筋・神経・血管などを確認します。
そして粘土で咀嚼筋を作る実習です。
ご遺体を確認し,図を参考にしながら頭蓋骨(模型)に付けていきます。
愛歯の先生がたの助言もあります。
内側・外側翼突筋は苦労します。
全員完成させました。
後半は全身の臓器を見ていきます。
重要な部分はじかに触れて確認します。
脊髄や脳にも触れることができました。
限られた時間での実習でしたが,これからの勉強にも将来の仕事にも役立つことを願っています。
貴重な学びの場を提供していただいた鶴見大学歯学部と口腔解剖学教室,
ご講義と実習指導をいただいた下田信治教授に感謝いたします。