2015年3月18日水曜日

Harvard Museum of Natural History

 IADRの期間中にハーバード大学にある自然史博物館を訪問しました。
館内の4つの部門のうち動物学と地質学の教授だったルイ・アガシーが1859年に設立した「比較動物博物館:Museum of Comparative Zoology 」の見学が目的です。
雪の残る正面入口。
標本数は2000万を越えるといわれます。
進化に関するコーナーから始まります。
化石のコーナー。
大型海生爬虫類化石の説明をしてくれた学芸員と。
南米産の有蹄類化石。
Toxodonは謎めいた動物です。
現生動物標本室の天井のクジラ骨格。
様々な動物の剥製と骨格がならびます。
原始的な哺乳類の展示。
有袋類キタオポッサム(Didelphis verginiana)の骨格。
私達の発表(Monodelphis domestica)
とは別の種類で大型ですが,アメリカでは市街地で見られることも。
単孔類のカモノハシ(上)とハリモグラ(下)。
爬虫類から哺乳類の進化を顎の化石から説明する展示。
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創設者ルイ・アガシー(1807-73)は氷河期の発見でも有名で,
"Study nature, not books" という言葉を残しています。
しかし,ダーウィンの進化論には反対でした。

2015年3月17日火曜日

IADR・Boston

 3月10日から14日(日本着15日)まで,ボストン(USA)で開催された第93回国際歯科学研究学会(IADR:International Association for Dental Research)に参加しました。
街にはまだ雪が残り,風は冷たく感じます。
ボストン茶会事件(1773年)の発端となる集会がひらかれた,オールド・サウス教会。
学会会場のハインズ・コンベンション・センター(タワーの左下)。
オポッサムの唾液腺についての新しい知見を発表。
菅野岳志先生(口腔組織学:大学院生)と。
広いポスター会場は人であふれます。
海外の研究者からも質問が出ます。
会場の窓から眺める街並
アメリカ独立運動に関わる史跡や,
ハーバード大学,MIT(マサチューセッツ工科大学)等の大学が多くあります。