口頭発表は前期1回,後期1回が予定されています。
ひと月以上前から募集があり,テーマは自由です。
試験やレポートなどが忙しい時期と重なるので,応募には勇気がいるようです。
事前の打合せと進行状況を確認しながらスライドをつくっていきます。
発表当日(後期は2月6日)。
後期は5名,各テーマ20分程度ですが,大抵は最終の打合せよりも長くなります。
仕上げの段階で気合が入るのでしょう。
「雲について」は松野彩さん。
他の惑星で雲を見ることができるかなど,天文学の話題も取入れました。
「毒について」は樽川禅(しずか)さん。前期にも”毒キノコ”の発表をしています。
今回は動物が持っている毒について,鳥や哺乳類まで丹念に調べてまとめました。
清水佑一くんは「人体の組織について」。
かなり教科書的な内容ですが,特徴をわかりやすく説明してくれました。
鈴木花帆さんは「クチバシについて」。打合せなしの飛び入り状態で発表しました。
食性と形態の関係など面白い話でした。
阿久津眞奈さんは「四次元空間について」。
物理学の先生の指導を受けながらまとめていきました。
どうすれば三次元のイメージで理解できるか。
アニメーションを工夫した発表でした。
クラスメートの発表は内容からだけでなく,それ以上のインパクトがあるようです。
「応募をためらってしまったけど,やってみたかった」,ある学生のつぶやきでした。